TOP > 製品Q&A > 帯電防止剤(コートロン)・接着剤(タキボンド)について

よくあるご質問

接着剤(以下、タキボンド)、帯電防止剤(以下、コートロン)のSDSを発行できますか

ホームページからダウンロードできます。各種証明書ページをご確認ください。

コートロンの塗布量の目安を教えてください

コートロンの塗布量は1㎡当り 5mL(約3g)が最適です。
包装はポリ容器1本当たり 1L(1000mL)入っており、それが6本で1ケースとなります。
ポリ容器1本当たり約20㎡が塗布量の目安になります。

塩化ビニルタキロンプレートにコートロンを塗布した後、どの程度効果は持続しますか

塗布面に一時的な帯電防止効果を発生します。
帯電防止機能持続時間は2~3週間程度(使用条件・環境によって異なります)です。
コートロン塗布後 表面抵抗値 経時変化は、タキロンプレート総合カタログP.15に記載してありますのでご確認ください。

コートロンに青ラベルと黄色ラベルの製品がありますが、何が違うのですか

2014年にラベルの仕様変更を行い、黄色から青色のラベルに変更しました。
現在は、青色ラベルの製品が流通しております。
従来の製品名はコートロンVタイプでしたが、現在はコートロンになっております。

塩化ビニルタキロンプレートはタキボンドNO.200でどの様に接着するのですか

接着面にゴミ、手垢、油などが付着していると接着強度が低下するので、メチルアルコールなどで拭いてください。
タキボンドNO.200は隙間が少ない方が接着強度は高くなります。
通常、位置決めした後に、注射器または刷毛(ハケ)で毛細管現象を利用し 接着界面に注入します。
タキボンドNO.200は多めに流し込まない様(むしろ少ない程度で)均一に接着を行ってください。
強度を要する箱などのコーナー部にはタキロン接着棒(△型や□型)を使用すると強度は向上します。

タキボンドNO.200で接着した塩化ビニルタキロンプレートを元通り剥がす方法はありませんか

タキボンドNO.200は溶剤型の接着剤で、表層を溶かして一体化しているため、剥がして元の表面状態には戻すことはできません。
どうしても剥がしたいとなれば形状や接着状況にもよりますが接着部分にクサビのようなものを打ち込み強制的に剥がすことになります。
又、割れや欠けの恐れがありますので注意が必要です。

タキボンドNO.200の開封後密閉状態での有効保管期間を教えてください

タキボンドNO.200の開封後密閉状態での有効保管期間は、2~3ケ月で使い切ることを推奨します。
溶剤が揮発して配合比率が変化し、接着力に影響が出てしまいます。

タキボンドNO.200の未開封状態での保管期限は決まっていますか

保管場所の状態にもよりますが、未開封であれば1年程度は問題ありません。

塩化ビニルタキロンプレートをタキボンドNO.200で接着した場合、応力をかけた時の母材強度はどの位になりますか

接着した場合、母材強度の約20%となります。
参考として最適な条件下での溶接加工を行った場合、母材強度の約80%となります。